フラット35の団体信用保険の保険料

前回は10年償還国債金利の月別平均値が翌月のフラット35の金利と相関すると述べました.今回は団体信用保険の保険料(特約料とも言いますが)がどのようにして決まるか述べます.

下記サイトで保険料のシミュレーションが出来ます.
http://www.jhf.go.jp/simulation_danshin/index.html


上図を見れば明らかですが,相関係数が1になっており,完全に関数従属性があると断言してよいでしょう.横軸は元金残高の1年分の平均値,縦軸は保険料です.回帰式はy=0.0036x+782.76となっています.標本数を増やすと定額分は変動します.

追記:シミュレーションで借入金額を変更してみると,定率分は0.36%で変化ないものの,定額分が変動します.「定額分は700円に近づきます」の記述を訂正しました.